今更ながら、浜崎姐さんである。
浜崎あゆみという存在を批評するのは難しい。なぜか。それは浜崎あゆみを批評するということは、多分にやり尽くされた手段であり、今更浜崎を批判することで何も新たなものが出てこないという確信が自分にはあるからだ。批評され尽くした女、それが浜崎姐さん。
そんな浜崎姐さんも次回の「スーパーテレビ」で、改めて「素顔のあゆ」を見せようと意気込んでいる。今更「素顔のあゆ」もへったくれもないとは思うが、まあよかろう。テレビジョン情報によれば、数年前に出した浜崎のベストアルバムは、レコード会社の決算期に併せて作られたものだという暴露がなされている。これが当時公然の事実だったかどうかは忘れたが、今更、まさに今更そんな話を持ち出してくるあたりに「素顔のあゆ」が見れそうな予感。どこがだ。
そんな話はどうでもよい。浜崎姐さん、Ｍステの生放送で油断していたんで、ここで注意しておく。
大御所となってしまった浜崎姐さんの出番は殆どの歌番組でトリ、もしくはそれに近い出番である。だから、生放送で尚且つ放送時間が長い番組であればあるほど、姐さんくたびれてしまうのですよ。今日のＭステも生で３時間。やっぱり出番は最後のほう。だから姐さん油断しちまったんだ。
事件は９時またぎでモー娘。が歌い終わった後だ。モー娘。と彼女らを取り巻く気持ち悪い皆さん（モーヲタと申します）が交互に映し出される何か「悪意を持った」カメラワークだった曲が終わり、タモリがアップで抜かれたのだが、そのアップが終わり引きの画面になった時、浜崎姐さんはちょうど後ろで映ってしまったのです。
非常にけだるそうな顔でさ。
姐さん、いくら眠いからといって、もしくは「モーヲタキモイ」と思っているからといっても、あのような顔を全国放送で流すのはマズいんじゃないですか。
確かに眠いのも、そしてキモいのも分かるんだ。その点を責めては姐さんだって可哀想だ。でも、姐さんは大物。大物なんだから、そこで油断しちゃダメなんですよ。
自分も油断していたのに気付いたんだろうね。その後映った姐さんはいつもの「あゆスマイル」でしたもの。ちゃんとそういう顔も作れるんじゃない、姐さん。
浜崎姐さんは、油断の慣れの果てが近くにいたアムロ先生だということに早く気付かねばならない。別にアムロ先生が油断をしていたわけではないが、曲は全く売れて無くても妙に大物感だけが漂って、常に居心地悪そうな空気を醸しているという状態は、近いうちに浜崎姐さんのポジションになろうであることを、身近にいるアムロ先生から気付かねばならないだろ、浜崎姐さん。ぼけっとしている場合じゃないです。
大鶴義丹は得したんだが損したんだかわからないタイミングで
記者会見しちゃったね。
イラクがなければじゅうぶん衝撃映像だったのになぁ、泣き顔の義丹。
