ひきぎわ

ニュースステーション」と「FUN」が最終回。

ニュースステーションは18年の歴史に幕を閉じるということで、色々言われていたわけですが良くも悪くも結局最後まで「久米のNステ」だったなと感じたわけです。古舘への引継ぎとか全くしてねえし。それでいいんか。

しきりに「18年間よく続けた」と言ってました。小学校の頃「長続きしない」といわれた自分がよくここまで長続きしたなと。なんだか一旦番組を降りかけて渡辺アナウンサーが代理でやってたこととか既に忘れてるんだろうか。別に揚げ足とか取るつもりとかないんだけど、あの放送だけ見てたら「無休でNステ18年間やったどー!(浜口風)」という感じだったので突っ込んでおく。

それはつまり「歴史の捏造」に他ならず、結局最後までNステという番組は「歴史を捏造」して終わるんだな、と。三つ子の魂百までですな。

そしてオーラスには久米ワンマンショーで最後にビール飲んで乾杯ですか。まあこの終わり方も久米らしいんじゃないでしょうか。Nステの終わりには相応しいような気がします。湿っぽいよりは正しい終わり方でしょうな。


それに対して「FUN」は卒業スペシャルを先週から放送しており、総集編と「卒業写真」の歌で終えたわけです。こちらはスポンサーのカネボウがご存知のとおり経営破たんしたので、スポンサーやってる場合じゃなくなったため、やむを得ずの終了ということもあり、ちょっと寂しい気もします。

こちらで注目すべきは「今週の紀香チェック」であった。最後はどんな「紀香チェック」をするんだと思いきや、ごく普通のチェックで少し拍子抜け。でも、最後のナレーションの「これからも紀香チェック!」は笑った。どこでするんじゃ、紀香チェック。

Nステは「やりきった」という自己完結、FUNはその運命に逆らえないことをネガティブに考えず明るく転化させることでその引き際を飾った。どちらも拍手を送るべきひきぎわだったように思えます。

長く続いた番組が終わったり、自分の見ていた番組が終わったりすることは寂しいことなのです。それは、テレビが好きな人にとっては唯一とも言える共通認識なのではないでしょうか。普段見ていなかった「大相撲ダイジェスト」が終わった時にそう感じたことを、今更ながら思い出す。



くりぃむしちゅー上田の丸暗記企画は
ただ単に上田が凄いというだけで番組として
面白いのかと言われると困るくらいありきたり。
何が目的なのか判断に困る。
テレ朝こういうの好きだよな。