出す「モノ」が違う

鶴瓶開チンについてちょいと書いておこうと思う。

悪瓶こと笑福亭鶴瓶は深夜の2時も過ぎたころ、「さんま中居の今夜も眠れない」の間に挟まった中継のとき、寝起きで布団から出てきたらパンツをはいておらずにそのまま全国に下半身をさらけ出した。

27時間テレビの恒例企画でもある時間帯だったので、見た人も沢山いるだろうし、翌日の新聞やワイドショーなんかで知った人も多いであろう。まあ、放送を見た人はもちろんのこと、現在ネット上にはイヤというほどその画像が流れているので、もし拝みたいという方がいればそんなに労せずして鶴瓶師匠のご本尊を拝むことが出来る。ま、自分がいうのも何だが大したモノではない。

この事件のタイミングの悪い点は、過去に鶴瓶師匠がテレ東で同じように開チンして出入り禁止になっていたものが先日出入り禁止が解かれたという話題があったばかり、という点である。今度はフジ出入り禁止か、くらいなタイミングだもの。常識的に考えれば「鶴瓶反省しろ」だわな。

でも、今年の中継では「今年はポコニャンが出ないと視聴者は納得しないぞ」という空気があったのは否定できない。ただ、本当に出すと問題があるわけで、あれは鶴瓶の暴走による偶発的な事故と考えるのが妥当であり、誰が悪いだなんて一概には言えないだろう。そりゃ出した張本人は一番悪いですけど、局がどうとかいうのはちょっと厳しいか。

でもまあ、フジテレビはやはり出す「モノ」を間違ったようである。もちろん鶴瓶師匠のポコニャンが正解ではない。出すべきものは「紋舞らん」だったはずだ。「さんま・中居の今夜も眠れない」コーナーにおける恒例の「さんまのいい女ベスト10」で8位(確か)にランクインしたのが紋舞らんだ。

もう少し説明を加えたほうがいいだろう。「紋舞らん(もんぶ・らん)」は松浦亜弥似のAV女優である。「あややっちゃおうかな〜」という松浦亜弥のコスプレをしたビデオも出している。これがまた結構似てるから、もう。

で、そんな彼女の名前が唐突にテレビを見ていて出てきたもんだから驚きである。思わず「ほう、今回はそういう趣旨か」と勘違いしたくらいだ。さんまが中居に説明を加え、それに妙に食いついてきた中居が「え、彼女は出てこないんですか?」という質問をすると「いません」とあっさり言われてしまう。「VTRは?」の質問にもあっさり却下。さらに「じゃあ音声だけでも」と中居にしてはかなりの食いつきっぷりを見せたのである。

確かに放送では彼女の名前だけで裸はともかく顔写真しか登場しなかった。これではせっかくさんまと中居のトークを聞くためとはいえ深夜まで起きていた世の男性どもが満足するわけがなかろう。しかもその後に鶴瓶師匠のポコニャンじゃあなおさらである。

せめてフジは脱がせろとは言わないから、紋舞らんをスタジオに呼ぶくらいはしてよかったんじゃないか。鶴瓶ポコニャンよりは紋舞らんのほうが絶対に良かった。これは間違いない。フジの深夜といえば色気。色気といえばAV女優。そう、紋舞らんを呼ぶのにはまたとないチャンスだったのに。もう少し準備をしておくべきだったんじゃねえのかな、と言いたい。

ま、ここまで読んだあなたならもうこういう気分になってるとは思うんだけども実際にちょっと本物を見たくなったんじゃないですか?おそらく当日は紋舞らんのAVがたくさん借りられた、もしくは売れたに違いないでしょう。鶴瓶ポコニャンより紋舞らんの乳。これが正解。

以下雑記
・昨日知ったこと
ユンソナホリプロだったということ。「さんま御殿」より。伊集院光やその後ろにいた「クワバタオハラ」がホリプロだってことは知ってるのに、ユンソナホリプロだとは知らんだな。どうもそこらへんの知識が偏っている。

ウォーターボーイズ
出演者の森山未來瑛太なんかを見てると、「さよなら、小津先生」を思い出す。あと映画版のキャストがドラマになるとかなり濃いことが判明。眞鍋かをりが水着だったので見たやつは先生怒らないから手を挙げろ。宮地真緒はいまだに「まんてん」のまま。

クニミツの政
どうも「GTO」の二番煎じを作りたいような印象。両者ともマガジンの漫画が原作で火曜10時で関西テレビ製作で主演が同じ事務所の先輩後輩で、なぜか学校が舞台で、ちょっと不良っぽいところが魅力で、ヒロインが美人で、以下省略。なんでこんなに共通点があんだよ。押尾先生は相変わらず。伊東美咲は大根。吉岡美穂も左に同じ。でも猿渡秘書役のマギー(ジョビジョバ)だけはナイスキャスティング。