ハトヤさんが聞いてみよう。

年末のクソ忙しい時を狙って募集したにも関わらず、自分のカリスマ的人気を考えれば余裕で3000くらいの回答が集まると思っていたのですが(ちなみに自分のサイト移転後の平均アクセス数は900くらいです)、有効回答数は10ということで、まあまあ頑張ったほうだと思います。


はっきりと「年末の忙しいときに募集したから全然集まらなかったよ」という言い訳を考慮したうえでの企画でしたが、少ないと切り捨てるには応募してくれた方に申し訳ないし、かといって全然多いわけでもない非常に中途半端な数に収まってしまいました。自分の力不足を認識する次第です。同時に「年末にも関わらずちょいと面倒な作業までして応募してくれる」という自分にとって非常に有難い読者が10名もいるということは、名誉なことだとも思うんですがね。


というわけで手前味噌もいいところではありますが、応募いただいたコメントにひとつづつ公開でレスしようと思います。最後に自分が選んだベスト「××な文章」も発表します。あと、メールアドレス付きで投票いただいた方には漏れなく年賀メールを送付します。イヤでも送りつけます。登場順は単に応募が早かった順番です。


・うっしーさん(女性 20代前半)
今年のサイトで一番びっくりした記事
12/16「安西先生、俺オナニーがしたいです

ちょっと失礼かもしれないですけど、貴サイトの記事の内容をきっちり記憶にとどめておくことがないので、必然的に最近の記事で印象的なものを選ぶことになりました。テレビの話とはかけ離れたほんとうに個人的なことだったので、びっくりしました。…ってマジメに答えましたけど、これって大喜利じゃないですよね?

「サイトの記事の内容をきっちり記憶にとどめておくことがない」のは当然ですね。自分でも書いて忘れてますから。友人に「そういや〜〜って書いてたよね」とか言われて「??」となることがあります。

あとテレビのことばかり書かない、というのは「このサイトは要するにこの男の戯言に過ぎないんだぞ」ということを再確認してもらう作業でもあったのです。という後付の言い訳を今考えましたが、これを書いたのは完全に酔った勢いと本当にTENGA EGGが欲しかっただけの話です。


今年のサイトで一番共感した記事
12/11「老けるよそりゃ

今年露出が多かったように感じるミスチルですが、目にするたび「桜井さんも年取ったなー、トークの時はそれなりにかっこいいのに、歌うとちょっと見づらいなー」と感じておりました。

サイトにもチラっと書いたのですが、これ反対意見が来るかと思ったらひとつも反応なしで。うちのサイトがミスチルファンに読まれてないだけなんでしょうけど、案外共感されてたのかなあと今になって感じます。



・N.Oさん (男性 20代)
今年のサイトで一番頷いた記事
1/22「みっともない

この前のいいとも特大号のテレフォンショッキングでノーメイクすっぴん倖田來未を再び見たけど、やっぱりひどいwあれはないわ・・・

倖田來未スッピンから「羊水腐る」発言、謹慎そして復帰に加えて妹misonoのバラエティ浮上と、倖田姉妹に関してはとてもこの1年の間に起きたこととは思えない「終わった」感があります。これが「消費」ということなのでしょうかね。まあ「羊水腐る」発言は迂闊でしたが、スッピン期間が早めに終わったと考えればOKだったのかもしれません。



・えりっこさん(26歳 女性)
今年のサイトで一番ひどい記事
1/10「不動っす

理由これはひどいと思いました。(褒めてます)これを青山テルマで書いて欲しいです。青山テルマの容姿はこちらを不安にさせます。

この記事は掲示板でも「面白い」と言われた数少ない貴重なネタでした。上田桃子の扱われ方は未だにちょっと高いですが、今年の賞金女王が古閑美保になったら古閑も「美人」扱いされていたので、ゴルフ女王なんでその程度のもんなんでしょう。だからこそ余計に不動さんが気の毒で愛しい。テルマちゃんに関しては、まあ、結構好きなんでね。あまり悪く言いたくない(笑)



・makさん(40代 男性)
今年のサイトで一番同感だった記事
6/6「恐怖
10/7「拷問

生理的に不愉快なモヤモヤ来ていた感じをハトヤさんの文章がスッキリさせて下さいました。これからもよろしくお願いします(でもくれぐれも無理はしないで下さい)。

花王のCMについての2本。なんであんな気色悪いCMを堂々と流すことを思いつくのか未だに不思議でなりません。それよりいつもコメントを頂くmakさんが40代の男性だということに驚きです。なかなかこんなサイトまで読んでくれる「40代男性」のイメージは想像できないもんですから。



・331号さん(20代 男性)
今年のサイトで一番シンパシーを感じた記事
11/28「“紙”の領域

ハトヤさんとは女性の好みがもろかぶり、ということで僕も多江さんやユイカ嬢をみてすぐファンになってしまったくちなのですがこの回の紙さんのときも名前は知らないけどなかなか気になる女優として頭の中にあった人なので詳細が知れてありがたかったです。下手したらブスになるっていうのはいいですよね。すごい派手できれいな人よりは僕は好きです。 こういった気になる女優・俳優の紹介というのが何気に好きで、以前も俳優の六角さんを紹介しているときがあり、『あー、この人ね、わかるわかる。いいよね。』と一人で勝手に親近感を覚えたものです 1回サイト閉鎖をされたときは楽しみがひとつ減ったなとさびしく感じたものですがしつこく掲示板などに通っていたらはてなで復活をしたと聞きうれしかったものです。 今後もどうかお体に気をつけて書きたいときに書いて、書きたくないときは書きたくないのスタイルで適当にやっていただければと思います。 いままでメールとかしたことないのに今回したのはハトヤさんの感想が聞きたかったからとかそんなんじゃないんだからねっ!!

この意見は本当に素直に嬉しいんです。なにせ今年一番力を入れた記事ということもありますが、平岩紙の良さが分かってくれる人がいるということが嬉しい。一票も入らなかったら本当にサイト閉鎖するところでした。ゆくゆくは平岩紙公認サイトを狙ってます。ウソですけど。あと、いま六角精児といえば世間は「相棒」の鑑識米沢という認識なのでしょうが、自分の中では永遠に「ナニワ金融道」と「タモリ倶楽部」の人です。



ガリさん(10代 男性)
今年のサイトで一番気持ち悪かった記事
7/10「愛と平和

やはり、堀北真希のところの「放課後ー」のくだりが最高に気持ち悪かったです。でも、少し考えてみるとハトヤさんの妄想した状況も見てみたい気もしてしまいました。なので、自分も同じく気持ち悪いですね。これからも頑張って下さい。

気持ち悪い。それは褒め言葉。面と向かって言われたら深く傷つきますけどね。でも案外こういう気持ち悪い文章のほうが喜ばれているのは気のせいだろうか。単に(概ね悪い意味で)印象に残るだけだと思いたい。あと自分も大概な年なので当然といえば当然ですが、年下の方が読んでいるというのもあまり想像出来ないんですよね。一応誰が読んでも理解出来る文章を書くように心がけてはいますけど、自分の書く「昭和なこと」を平成生まれの方が理解されるんだろうかという不安はあります。



・洗濯バサミさん(28歳 男性)
今年このサイトで一番読み直して印象に残っていた記事ベスト10

年末であり死ぬほど忙しいのですが、
投げやリズムの記事で面白かったものベスト10を書かせていただきます。

非常に興味深く読ませていただきましたが、さすがに10は長いので、割愛して上位3つだけ紹介させていただきます。


第3位
3/28「この支配からの

「報道2001」のコメンテーターである竹村健一が番組から“卒業”するらしい。」

「どうでもいいけど確かにそうだ」と思わせる記事No.1でした。
こんなことばっかり言っている人が近くにいると、楽しい人生が過ごせるなと考えております。

この記事がpodcastになれば、ハトヤさんの竹村健一の物まねが聞けるんですね!

ついでに顔芸もお願いします!

このサイトは「どうでもいいことをマジメに書く」ことが第一ですから、この評価はありがたいですね。podcast云々に関しては下位参照なのでここでは割愛します。


第2位
2/19「KY式

なんか「KY式日本語」つう本が売れてるらしいじゃないですか。

という記事です。

まあ「その監修をした北原保雄」は私の母校の教授でしたが、あんな本を企画できるような人ではないので、誰か裏にライターさんがいると思います!(北原先生ごめんなさい!)

「KY」って一度も使わない間に死にそうですね。
死ぬまで投げやリズムを読みたいな!

政治家がこういう言葉使ってるだけで「次の選挙落ちろ」とか思ってしまいます。北原氏のくだりは笑わせてもらいました。まあ監修なので「これでいいんじゃないの」と言った時点で仕事は終了していると思いますけどね。未だに自分は「KY」という言葉を使用する機会は訪れていませんが、北海道西友が「KY(カカク ヤスク)」というキャッチフレーズを使っているのに悲しみが止まりません。


第1位
1/1「芸能人ブログ

あけました。今年もひとつごひいきにどうぞ。まあ正月からこんなページ見てくれているあなたは充分ごひいきにして頂いていますが。

という文を読んで、実際に正月に読んでいた私は「確かにそうだ。」と思った記憶があります。今年もお正月に投げやリズムを読みたいですね!!

無駄にハトヤさんと喜ばせようと思ったのですが、たいしたことはできませんでした。
年末のお勧めテレビ番組記事が普通に役立ちましたので、お礼の意味も込めてメールをお送りしました。それでは、これからも頑張ってください。

これまた意外な結果なんですけど、これは暗に「正月から更新しろよ」という催促だと受け取ったほうがいいんですかね。まあ更新する予定ではありますんでこっそり覗いてやっていただければ。とにもかくにも長文ありがとうございました。残りの感想はメールで返信させていただきます。



・ゴトビールさん(30代)
一番共感できた記事
1/13 余計なこと

この時のプロフェッショナルのイチローの日々の取組はあんまり記憶にないのですが、カツ等余分な物は入れないというカレーに対するこだわりと福島弓子の冷蔵庫いっぱいにタッパーにカレーを作って詰めている苦労が一番印象に残ってしまい、それを取り上げられていたので、印象に残っております。本来は一番記憶に残っているのは番組の内容とも相まって掲示板にも書き込みをさせていただいた2007/12/28の積み王に関してなのですが、2008年ではないので。TVチャンピオンが終わることを知って悲しんでいましたが、後継番組が良い意味で馬鹿馬鹿しさを引継ながら名人芸を見られるので、今のところは楽しみながら見ております。ダンボール名人が重宝される時代ですから滝名人も出番があるかもしれませんね。それでは、今後も楽しい文章読ませていただくことを楽しみにしております。頑張って下さい。

「スポーツ選手は食事から健康管理をする」という定説を鼻で笑う天才、というのは地味に面白かったんです。ただの「妻の作ったカレー好き」ですからねあれは。「TVチャンピオン」はサイト立ち上げ時から何度も取り上げた親しみのある番組だったので終了は素直に悲しく、後継番組はあんま見ておりません。滝通チャンピオンの出番があれば必ず見ます。



・りるさん(女性 20代)
今年このサイトで一番本人が見たら驚くであろう記事
1/10「不動っす

不動さんはおそらくこんなこと言わないでしょうが、笑ってしまいました

不動さん2票入りました。不動さんは宮里横峯らがメディアに露出してきたときに「私はゴルフの収入しかないんで」と、暗にCMやらTV出演やらで稼いでいる彼女らにチクリとやったことがあるので、案外不動さんは上田桃子古閑美保あたりにも毒づいているような気がしてます。ま、自分が書いたコテコテの偽関西弁ではないでしょうけども。



・MOMOさん(女性 30代)
今年一番血の気が引いた記事
11/24「終結宣言

本気で驚きました!「ええっ!」とパソコンに向かって叫びました。「まじで?どうして?」と続きました。これを書く人は多いんじゃないですかね!まだまだ記憶に新しいですし!本当に驚きましたもん!大好きだったのでショックでした。 10分後くらいに「はてな」に気づいて、これまた一人で笑いました(怪しい人になりました) しかし難しい質問ですよね。私ハトヤさんの文章は、結構毎回好きなので、一つを選ぶとなると本当に難しいです。だから最初は応募できないなーと、思ってましたが、よく考えたら、最近驚かせられたな、と思い、応募しました(笑) これからも色んな番組を見て、楽しい文章を書き続けてください。更新、楽しみにしています。

これに関しては「申し訳ない」としか言えないっすね……。割とあからさまに移転場所を示しておいたつもりだったんですが(実はもっと分かりにくい場所に書くつもりだった)、思った以上に「残念です」などの労いの言葉をいただき、本当にすいませんでした。



ハトヤさん(男性 20代 屁理屈下ネタ野郎)
今年一番時間をかけて書いた記事
11/28「“紙”の領域
気合を入れて書いた、というだけにとどまらず2日がかりで書いてます。その割にはいまひとつ中身が充実してないような気はするのですが、これ以上やっても誰も読まないという危険信号を感知したせいかもしれません。ピエールさんは平気でこのサイトの記事を読んでないと言う人なんですが、案の定この記事も読んでませんでした。結局思いに比例して長くなる文章は、それに反比例するかのように読者が減るということでもあります。ま、ピエールさんは短くてもあんま読まない人なんですけど。


・総括
得票としては「不動っす」が2票入ったということで、今年のMIA(Most Impressive Article)は「不動っす」になりました。モデルとなった不動さんには心の中で「ありがとう」と言っておきます。


得票を見れば批判的な内容が印象に残っているようです。まあ普段の感想のような内容よりは印象に残るという意味ではやはり、というべきなのでしょうか。あまりそちらの方面ばかり期待されても困るんですけどね。


というわけで本年の更新はこれにて終了。新年は1日より更新を予定しておりますが、あくまで予定ということで。移転前も移転後も読んでくださったみなさん、ありがとうございました。

それではまた来年。