腹立つ

星野JAPANが本当に腹立つ。


もう自分でもなんだかよく分からないくらいに腹立たしいんです。3位決定戦でメジャーの2軍にすら勝てなかった連中を「よく頑張った」の一言で済ましていいのかと思うわけです。なぜ結果も出してない奴らを「頑張った」と労わなければならないのか。


そりゃね、オリンピックは「参加することに意義がある」のかもしれませんが、奴らは明確に「金メダルを獲りにいく」と表明しているわけです。それが金メダルどころかメダルを持って帰ってこれなかったわけですから、かつてのダイエーホークス王監督の如く生卵をぶつけられても文句の言えない立場だと自分は思うわけですよ。まあ実際にやるべきではないとも思いますが。


ただ、仮に負けたとしても決勝での韓国VSキューバ戦くらいに緊迫かつ白熱した試合だったら「お疲れ様」という言葉をかけたくもなる。たとえ女子ソフトボールチームが3位決定戦でオーストラリアに負けていても、そして決勝でアメリカに負けていたとしても日本中が「お疲れ様」という言葉をかけるだろう。しかし、今回の星野JAPANにそんな声をかけるべき展開があっただろうか?いや、ない。


GG佐藤のコントを見るかのような3失策を筆頭として、不甲斐なく打たれるピッチャー陣に、何の粘りもなくあっさり打ち取られるバッター陣。そしてクソみたいな采配の監督にコーチ。何一つ褒められたものがない。


そんな鬱憤を晴らしてくれることを期待して、日曜の朝に「サンデーモーニング」を見たわけです。張本と大沢親分が自分のぶんまで「喝」をかましてくれると信じていましたから。


結果的に張本の「喝」3つ。少ない。少なすぎる。せめて「喝」20個くらいボードに張ってくれないと収まりがつかない。もっとも張本&大沢親分の怒りは正当かつ自分の怒りを代弁してくれていたのでその点には文句はない。しかし「喝」が少なすぎる。もうボードにシールが貼れなくなるくらい「喝」を連発してほしかった。


帰国後の記者会見でも「ストライクゾーンが違う」とか子どもみてえなこと言ってるのがまた腹立たしい。別に日本だけが違う条件でやってるわけじゃねえだろ。ストライクゾーンが違ったから見逃しが多かったかといえばそうではなく、しょうもない凡打を量産していたのはどこのどいつだと言いたい。


あと、星野JAPANに対してもそうだが、星野JAPANに対してメディアが大人しすぎることも腹立たしい。


なんでメディアはもっと星野JAPANを叩かないのか。女子マラソンのときも思ったが、悪いものを「悪い」とはっきり言わないのが五輪なのだろうか。そりゃ批判するより頑張った人を褒めるほうが常道ではあると思うけど、単に見ている立場からすれば喜びと同じくらい怒りも発生しているんだけどなあ。


自分でもこの腹立たしさは常軌を逸していると思う。普段ならこんなに腹立たない。なんでこんなに腹立たしいのか自分でもよく分からん。オチも何もないただの「書き散らし」で申し訳ないが、それだけ腹立たしいということが伝わればそれでいいや。今回はこれで許して欲しい。