隙を見せてはいけない

1か月も放置していたブログを更新するくらいにオジサンは怒っているのですよ。「水曜日のダウンタウン」が事実に反する放送をしていたことが明らかになったわけです。


先日放送された「ブックオフの福袋買うやつどうかしてる説」において、いろいろな店舗の福袋の売れ行きを調査していたのだが、その際に「100円ショップの福袋の中身はショボいし一つも売れてない」という放送をした。しかし実際には福袋は完売しており、店舗の直接の取材も行っておらず、さらには店舗名の表記を間違えていたという失態をおかした。


自分は基本的にバラエティにおいて「事実に反する放送」をすることは悪いことではないと思っています。報道番組ではありませんから。しかしウソをつくことで迷惑をかけてはいけませんよね。しかも取材もせずに貶めるような形なのはマズい。謝罪文を出さなければならないのはもうこれ仕方ないことです。


もうね、大反省してほしいんですよ。いま「水曜日のダウンタウン」は個人的に一番面白い番組として毎週楽しみにしているわけです。だからこそ、こんなことでケチをつけてほしくない。


番組を見ておらず、謝罪文の内容およびそれに関する報道だけ見た人は分からないと思うのだが、前述したように、この放送の主題は「ブックオフの福袋買うやつどうかしてる」という内容。そもそもこのタイトルが完全に失礼で、そして面白いじゃないですか。だって本当にどうかしてるもん。しかも実際に放送された内容は、「福袋が好き」という理由で購入していった人がひとり、しかも翌日同じ店舗に全部売りにくるという、本当に「どうかしてる」内容だった。どう考えたってyoutuberより面白い。


その補足的なVTRとして登場した内容にケチがついた。完全に蛇足なのである。本編の面白さの足を引っ張っているだけだ。何をしていると言いたい。これでケチがついて番組が終わったらどうするんだ。いいかげんにしてくれ。


どうせ「テレビはつまらん」とか言っている「おまえの人間性のほうが突き抜けてつまらない」奴らが「これだからテレビは」とか騒ぐんでしょう。黙ってくれ。どうせお前は最初から見ていないんだから、邪魔するな。youtubeかアニメでも見てろ。良識ぶるな非常識のくせに。


けど一番悪いのは制作側だ。こんなにアホな番組、何かしたらすぐ叩かれるに決まっているのだ。だからこそ隙を見せてはいけなかったのにガードが緩すぎる。そこに自分は一番怒っている。規制が多くなったテレビで上手いことやってるこの番組が、こんなしょうもない理由で終わってしまうのだとしたら本当に悲しい。制作側は大いに反省してほしいし、TBS側は度量を見せてほしい。


VTRも面白いし、検証する説のタイトルも秀逸。そしてスタジオのパネラーも大して必要ないのにちゃんと揃えているところもいい。昨日の放送でELTの伊藤一朗は何のために存在していたのか全く分からなかったけども、それもいい。ダウンタウンがメインでなくても問題ないのに、ダウンタウンがやっているところもいい。いいところだらけだ。だから、やっちゃいけないことはやらんでくれ。頼む。


あと、個人的な報告ですが、まだ正月番組の消化ができてません。GWくらいまでには頑張ります。