やってしまった

当方、佐藤江梨子が好きである。1ヶ月前に行われた「YOSAKOIソーラン」を放送した番組のゲストで桟敷席に来た彼女を見るためだけに友人と会場へ足を運んだくらいなもんだ。

そんなサトエリこと佐藤江梨子の記事が二日連続で新聞に掲載。まず今日のは映画「キューティーハニー」の宣伝である。キューティーハニーといえば言わずもがな永井豪の代表作のひとつなのだが、映画の見せ場はもちろん変身によるコスプレなのである。そんな映画であるからサトエリが抜擢されたようなもんだが、この記事のサトエリも「派遣OL」という設定のコスプレであった。

それはさておき、昨日の記事とは一体なんだったのだろうか。

サトエリ星野監督に「お願い、やらせて」

である。別にやらしい意味ではない。いや、やらしい意味のほうが面白いんだけどさ。まあこの記事の見出しに登場する星野監督という単語からも分かるように、この記事においてサトエリ阪神ファンを公言してしまったのである。これは正直いただけない。

別に阪神ファンであることが悪いのではない。それは当然である。そして彼女が本当に阪神ファンの可能性だってある。それも否定しない。確かにこんだけ阪神が強くて昔からのファンだったならば思わず興奮して言いたくなる気持ちがわからんわけでもない。しかし発表するタイミングが最悪なのである。やっぱりこのタイミングでファンを公言するのはどう考えても「営業戦略」としか取れないです、ハイ。

かつて横浜が優勝した年もいろんな便乗タレントが出現した。記憶に残っているのは佐藤藍子か。まあ、彼女はファンを公言した手前必死で勉強した様子が垣間見られたのだが、いきなり巨人ファンから手のひらを返して「権藤監督サイコー」となった松山千春にもションボリした記憶がある。権藤監督は現役時代は中日の選手だし(権藤、権藤、雨、権藤のローテーションで有名)、いきなりどこをどうすればああなるのか、ムネオ疑惑より前に問い詰めておきたい部分ではある。

さて、話を戻すが阪神ファン阪神ファンはやっぱり熱狂的なファンが多く、それこそ以前から阪神ファンを公言しているタレントというのは関西を中心に数多くいるわけである。なのでいわゆる「阪神ファン市場」は結構層が厚いのであり、にわかにファンを公言したタレントなんかでは横浜のときのように需要があるわけではない。やはりダンカン(息子の名前が甲子園)とか松村邦洋とか月亭八方とかそこらへんの大御所には敵わないのだ。

だから今回のサトエリの公言はマイナスにこそなれプラスには絶対にならない無駄宣言である。なんで宣言しちゃったんだろうかね。まあ今年の阪神はまず間違いなく優勝はするであろうが、優勝がもっと近づくにつれ更なる便乗タレントが出現するであろうから、やはりそっちも見逃すわけにはいかないであろう。

まあ、サトエリには「水着で道頓堀に飛び込む」という最終手段が残っている。そんなことしたら恐らく死ぬだろうけど。普通に考えてもあんなに汚い川に躊躇なく飛び込む大阪の人間というのはやっぱりどこか熱狂でネジがはずれてるんだと思ってしまうんだが。