ひたすらにやつく

どもー、週刊投げヤリズムです。

 

もう完全に旬を逸した感じがありますが、東出昌大唐田えりかの不倫。報道が出た直後くらいに書いた文章があったんですが、なんだかあまりしっくりこなかったので放っておいたら事態は悪化の一途をたどっております。東出のCMの降板が決まったり、唐田の出演ドラマのシーンがカットされたり、はたまた主演で丸々2本ぶんがお蔵入りになりかかっていたり。まあ殆ど不倫ファシズムですわな。

 

20年前は「不倫ブーム」とか抜かして「失楽園」が大ヒットしていた国と同じ国だとは思えない。あれだけ「不倫じゃ不倫じゃ」と抜かしてジジイとババアが浮かれまくっていたのに、なんで今は芸能人がちょいと不倫するだけでそんな言われなければいけないのか。日本人の倫理は20年でひっくり返ったのか。そんなことないだろう。より一層不倫に対する僻みとやっかみが激しくなっただけである。

 

そりゃ杏の気持ちを考えれば非難されるのは仕方ない部分があるとは思うのだ。しかし我々は杏ではないし、杏の気持ちを代弁する必要もない。ましてや杏の気持ちの代弁でも何でもない「東出の演技が棒読み」だとか「唐田は不倫しそうな顔」とか、ただのお前の気持ちを不倫騒動にかこつけただけの暴言を吐いている奴らのほうが気持ち悪い。

 

もう不倫が発覚した場合の処置は、それが芸能人だろうが一般人だろうが、一律「周囲がニヤニヤしながら見守る」にしたらどうだろうか。誰も何も言ってはいけないルール。しかしニヤニヤするのはOK。不倫している側もそのことに関して一切突っ込んではいけない。もうただニヤニヤされるだけ。芸能人の場合はバカなフリして共演とかさせる。共演NGとかにはさせない。絶対責めないけど、ずーっと同じ場所にいさせてニヤニヤさせる。もうそれでいいだろう。周囲がつべこべ言うな。言わずに居心地悪くさせればいいじゃん。

 

 

あとは初回見たドラマの感想を並べておきます。

テセウスの船(2話まで)

冷静に考えたら心(竹内涼真)が一番怪しく、そして過去あれだけ事件が起こっていて青酸カリ事件まで何も問題になっていなかったことのほうが怖い。いろいろ怖い。原作読みたくなりがち。

 

・知らなくていいコト(2話まで 3話まだ見てない)

吉高由里子の「別のドラマで見た役」感。重岡大毅の「お前『これは経費で落ちません!』のときの一途さはどこ行ったんだ」感。山内圭哉の「獣になれない私たち」感。

そしてキアヌリーブスのとばっちり感。さすがの大石静

 

・病室で念仏を唱えないでください(2話まで)

漫画原作。話は普通。伊藤英明は坊主似合ってる。そして消えた唐田えりか

 

・コタキ兄弟と四苦八苦(2話まで 3話見てない)

今一番旬な脚本家野木亜希子がおじさん兄弟を描くドラマ。古館と滝藤で「コタキ」兄弟という適当なネーミングが光る。医療ドラマでも刑事ドラマでもないオリジナル作品というだけで格が違う感。あと芳根京子がとても可愛い。

 

今クールは4本が限度。やっぱり見ない「麒麟がくる」。次の大河は三谷幸喜までお預けか。でも次の「晴天を衝け」は少し気になるんだけど。