ときめきを運ぶよ

ももクロちゃん恒例の冬ライブ「ももいろクリスマス2019~冬空のミラーボール~12/24」のライブビューイング備忘録です。特に面白いこともオチもないので、別に読まなくてもいいのです。ただ貧乏性なので書いた文章は公開してしまうのです。

 

 

 

時代を繋ぐショー形式の今回のライブ、ボイパの人(ごめん名前が思い出せない)から「平成の石原裕次郎」こと中山秀征登場。ナンシー関に見せたかったな。ヒデ中山はちょいちょい登場してはライブを変な具合にぶったぎって、おそらく観客からの評判は悪いんだけど、自分は「中山秀征とはそういうものである」ことを知っているので、終始ニヤニヤしながら見ていた。たぶん会場の4分の3くらいはヒデが「新春かくし芸大会」でマチャアキの対戦相手として気張っていた事実を知らない。お世辞にもうまいとは言えなかったジャグリングもそういう目線で見ればめっちゃ面白いんだけど、たぶん伝わってない。自分は佐々木あつのりんのそういう意図を汲んだことは表明しておきたい。

 

中山ヒデちゃんの話が長くなってしまったが、もちろん本筋ではない。

 

オレンジノート

「叫びたい ただ叫びたい 君が好き ただ叫びたい」

舞台後方のせり上がりから登場するキュートすぎる4人が最初にかましてくるのは名曲オレンジノート。し!し!し!しおりん!と叫べるだけでも2019の幸せを感じる。

 

DNA狂詩曲

「右手を差し出して 左手はどうする? 互いのナミダをぬぐえばいい」

何度聴いてもいい曲。好きすぎる。近年は夏菜子ちゃんがエモすぎる。

 

僕らのセンチュリー(2012)

「とろける魔法 かかったように 歌い続けるの」

冒頭の「ラブ!ピース!」でちゃんと指でLとVを作るのは毎年のひそかな楽しみ。

 

ロードショー

「ここからはお待ちかね ずっとMCZのターン!」

ここできました5thアルバムのリード曲。何としても見たかったこの曲。曲がカッコイイのは当然ながら、振り付けも最高すぎる。これだけでごはん3杯いけますよ。マジで。ももクロちゃんの好きな曲はたくさんあって、これは新しいんだけどかなり上位に来る。

 

DECORATION

「安心>慢心>満身創痍はマジ避けたいじゃない?」

サビでの前蹴りがカッチョイイこの曲。久々に聴いた気がする。

 

ここでMC。年末の「ももいろ紅白」の組み分けが発表とともに、れにちゃん茶番からのT.M.Revolutionこと西川貴教登場。「イナズマロックフェス」で大トリを務めたお礼といいながら、実際は「ももいろ紅白」に諸事情で生出演できないことからそこで流すVTRを収録するための歌唱だと判明。だから今日の公演はLVがありながらAbemaで放送があったのか、と色々と腑に落ちる。しかしまあ西川貴教はもうすぐ50歳とは思えない声量。会場からはける際の「消臭力~」が今日の1回目のピークでした。ちなみに歌ったのはイナズマロックフェスでも歌った「Meteor」でした。

 

stay gold

「Stay Gold 君を諦めるんじゃない」

新曲。ライブだともっと跳ねるのかと思ったら、見ているほうがまだ慣れてないやね。

 

きみゆき(2010)

「会いにきてよ! こんな夜は きみなしじゃ 生きられないよ」

ももクリの原点なのよねー。ちゃんれにの「各駅停車 総武線 もう」の歌唱が好きです。

 

イマジネーション

「貴方はどうして 夢を見せるの?」

ももクリ登場回数が多いような気がします。でもなんとなくこの曲を入れたくなる気持ちは分かる。「デモンストレーション」も好きよ。

 

労働讃歌

「おこられ ブチ切れ トラブり あやまり へこんでる奴らは大体友達」

久々に労働スクワットが出来てうれしかった。といっても着席したままだけど(ジジイ丸出し)。自分にとっての原点。

 

泣いちゃいそう冬(2013)

「毎日はセンセーションbaby 鼓動はパーカッションbaby」

広瀬香美曲。あーりんの「キラキラキラキラ」は分かっていてもちょっとニヤけてしまうんだよなあ。

 

幕間(一粒の笑顔で…(2014))

お馴染みコーラス隊として加藤いづみmarronがいるのはともかく、もう一人男性コーラス隊がいる。なんか中西圭三に似てるなあと思ったら本人だった。やっぱ歌うめえ。

 

JUMP!!!!!

「かわりたいと願った時に 生まれかわる準備はもうはじまっている」

ボイパの人々が出てきた時点で「この曲はありそうだな」と思ったら、案の定ですよ。かつて太宰府でやった男祭りのときの印象が強いけど、今回のバージョンもとてもよい。

 

今宵、ライブの下で(2015)

「可愛いと思われたいよ それがいちばんたいせつじゃないとしても」

これも好きな曲。夏菜子ちゃんのセリフでキュンと来るんだけど、ももクリ仕様で「メリークリスマスイブ」でした。毎年のことだね。

 

行くぜっ!怪盗少女

「目に見えないものだけを 全力集めてみたい」

アンセムでしかない。あーりんわっしょいと全力で言えたので来年も頑張れそうな気がする。

 

サンタさん

「まだまだ プレゼント お待ちしてまーす」

毎年ちゃんれにのマジックがスリム化されているのが寂しくもあり、正しくもあり。今年は玉さんじゃなくてあーりんがマジックアシスタントに。だからどうということはないのだけど。

 

HOLIDAY(2019)

「あと3分で 夢のようなホリデー♪」

ももクロちゃんのスティック芸と踊るヒデ。まさに「かくし芸」。マルシア号泣して退場してほしい。

 

ヘンな期待しちゃダメだよ…(2017)

「メリークリスマスフォーユーだけ 君に君に捧げたいの」

タイトルが強烈なので変な期待しちゃうんだよねえ。あーりん曲ではあるが、ももメイツ(ほかの3人)も実にかわいい。

 

クローバーとダイヤモンド

「愛のスコール 鳴り止まぬアンコール 声を聞かせてよ!」

前半のしっとりから後半の盛り上がりの落差すごすぎて耳キーンとなるやつ。でも楽しいんだよなあ。

 

空のカーテン(2012)

「大丈夫さ 行き止まり そんときゃ 引き返してまた始めればいい」

高橋久美子作詞の珠玉の一曲。この曲も夏菜子ちゃんのエモさ炸裂。

 

灰とダイヤモンド

「霧が晴れた向こう側 綺麗ごとだけじゃなかった」

元緑推しが言うのもアレなんだけども、4人のこの曲に一切の違和感がないことに感動。玉さんあーりんの素晴らしさよ。

 

アンコール

The Diamond Four

羅針盤上は波乱万丈でも 満場一致で埋める伽藍堂」

ボイパからぬるっと入りました。この曲も是が非でも聴きたかったのでもう大満足よ。現在のももクロの粋が詰まった完全なる曲。

 

バンド紹介:真夏のサンサンサマータイム(2016)

中西圭三がここで紹介されました。たぶん若者はここで中西がchoo choo trainを歌った意味が分からない(中西が作曲)。

 

白い風(2011)

「キミに会えたこと 自分でいること その全てを抱きしめるよ」

これを聴かないとももクリ見た気がしないくらい。夏菜子ちゃんエモすぎ(3回目)。

 

The Show

「人生はまるで迷路みたい 愛はね 謎々みたい」

ベンチに座りながら風船を持って歌う、なんともかわいらしいエンディング。最後にヒデちゃんが「クリスマスプレゼントちょうだい」で終わるという謎演出!

 

 

というわけで過去のももクリ曲(西暦入り)を網羅した素晴らしいセットリスト。ちょい古めの曲から最新の曲まで、なんともバランスのいい選曲。本当に年々素晴らしさを更新しているという感じがしますよ。もう楽しいだけ。楽しくて感動する。

 

それと同時にライブビューイング限定のしょうもない感想になるのだけど、ノースリーブの衣装でみなさんワキ全開でちょっとだけドキドキしました。思っていても誰も堂々と口に出さないと思うので、自分は堂々と口に出しておきます。

 

欲を言えば生で見たいけど、ライブビューイングでも「また来年も頑張ろう」と思えるくらいの活力はチャージできるので、贅沢は言わないでおきましょう。だからやめられないんだよももクロちゃんはねえ。メリークリスマス!