制度化

ワイドナショー」でとにかく明るい安村が自身の不倫の話をしていました。


発端は映画の宣伝の囲み取材のときに、なぜか聞かれた松居一代の話にうまいことコメント返したと思ったら、そこを松居一代にブログで噛みつかれるという不幸な展開に。その説明やら釈明やらを「ワイドナショー」でしていたのだけど、松居に噛みつかれたのは過去の不倫報道があったからでは、という話になり、「じゃあ本当に不倫はしていたのか?」という話題に当然なります。


安村本人は報道当初から「ホテルには行ったけど、何もしていない」を通していたわけですが、東野松本の「今本当の事を言っても誰も気にしないし怒らない」という悪魔のささやきに唆され、思わず「2回」と言ってしまうわけです。まあ言うしかないところですよね。


自分はこれを見ながら素直に笑ってしまったわけです。世間的には今「不倫に厳しい風当たり」なので、こんなもん笑えないし許されないんでしょうけど、不倫がどう頑張っても生活の枠外にしかない自分からすればただただ面白いだけです。「結局やってんじゃねえか」という点と「時間が経ったことによってある程度風化される」という点において、面白に転化される(と少なくとも自分は思える)んであれば、これアリなのではないでしょうか。


というわけで、芸能人に関しては「とりあえず言い訳を用意しておけば、当座はそれ以上追及されない権」を与えるべきだと思うんですよね。その代わりある程度の時間が経てば(1年とか2年とか)「絶対に本当のことを言わなければいけない」という「制度」にしてしまえばいいと思うんですよ。機密文書と同じような感じにすりゃあいいんです。そうすればとりあえず「不倫はしていない!」と一番ややこしい時期は少なくともマスコミに対して抗弁はできるわけです。それ以上追及してはいかんことにする。当人同士でそれは通じないんですけど、それは当人同士の問題ですから仕方ない。んである程度色々片付いてから、「あの時はこうでした」と必ず言うし、聞かれたことには包み隠さず答えるようにすれば、それはそれで当人にとってもマスコミにとっても悪い話じゃないと思うんだけどなあ。


とまあそれっぽいことを書いておいて、自分がただ言いたかったのは「で、あの時プレステは何回したんですか?」と安倍なつみさんにゲス丸出しの顔で聞いてみたいというだけの話です。ザキヤマ(山崎育三郎)にぶん殴られるんでしょうけどね。