「みなさんのおかげでした」で、森三中黒沢が吠えていました。今のフジテレビはダメだと。
フジテレビを安易に叩く流れには与したくないところではあるんですが、いち視聴者としてそして出演者としての黒沢の咆哮はそれなりに説得力のあるものでした。それを受けて石橋は「2020年までにはなんとかしたいね」という発言も。真面目にフジテレビとテレビ界の今後を憂う内容に少しぐっとくるものはありました。
しかしね、脇が甘いんですよフジは。その熱いトークの合間に入るＣＭは、今度の土曜日に放送される番組の宣伝です。いや別に宣伝が入ることはマズくないんですよ。でもね。その内容がこれですよ。
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こういう番組の需要がゼロではないことは分かるんです。それなりに見る人もいると思うんです。けど、これが「変わらなければいけないフジテレビ」が放送するような内容では「絶対に」ないと思うんですけどね。調子が良かったころのフジテレビと、とんねるずとヒロミが「あの頃のまま」を見せる番組ですよね。別に出演者は悪くないです。請われてるんだから。問題なのは今この番組を土曜の21時から２時間放送するという発想ですよね。
「変わらなければいけない」とやってる一方で、昔の華やかな頃のフジテレビの影を追いかけるような、まるで変わる気配を感じさせない番組の宣伝。わざとやっているならば仕方ないけども、そうでなければもうなんか本当にフジテレビは2020年までに存在しなくなってるんじゃないかと心配になる。
