こういう解釈

ドラマ「she」の最終回の感想。


はあ、そうっすか。


いやまあ短編のミステリとしたらまあまあよく出来ているかな、という感じではあるが、5回に渡って分割させるようなもんだったかな?という気はする。冒頭の映像の意味合いが変わってくる(テレビ欄の煽り文句でいうところの「世界が変わる」)あたりは周到なんだけども、風呂敷広げた割にはこじんまりというか。まあこれはミステリドラマ全般に言えることだけど。


もちろん自分はオッサンなのである程度そういう作品に触れてきているうえでの感想になるけど、それこそ普段小説読まなかったりドラマ見なかったりするような10代20代の若者には新鮮な驚きをもって迎えられたのかなあとか考えてはみる。けどイマドキの若者だってこの程度のトリックというかミステリというか、それなりに触れてるんじゃないかと思うんだけど。作り手が視線をどこに設定しているか分からないけど、ちょっと若者を軽く見ているんじゃないかなあと。


というわけで自分なりに出した結論ですが、タイトルの「she」は、最後まで見たときに出るため息のようなもの「はぁ(her)」にかかってた、ということにしておきます。