DM

情熱大陸」の壇蜜をいまさらながら見たわけで。


なんかもう、映像がずっとエロかったですよね。単に壇蜜がエロい恰好しているつうんじゃなくて、もう完全に「壇蜜という素材を撮っていたら自然と映像までエロくなっちまいました」と言わんばかりに。もちろんこれは詭弁であり、情熱大陸の淡々とした構成が壇蜜の持つ「じっとりとくるエロさ」に親和性があることを知ったうえでわざとエロい映像にしてる。前にも書いたことあると思うんだけども、「壇蜜がエロいから仕方ないじゃん」という言い訳でもってエロを流す口実にしている感満載。もちろん直情的なエロではないんで全然問題はないんだけど。


これだけ壇蜜がメディアに登場するようになると「なぜ壇蜜はいい(エロい)のか」という話に必ずなってきます。そして言われることは「昭和の匂いがする」「知性的だ」というような答え。言ってることは確かに分かる。それは自分がオッサンだからだ。オッサンから見た壇蜜は非常に良い。それは理解できるのですよ。


ただ最近とみに思うのは「壇蜜ティーンにどう受け止められているんだろう?」ということだ。


先日コンビニに入ったら壇蜜が表紙の雑誌を見かけました。もちろんそんな不思議な現象ではないんですが、それが「ヤングマガジン」の表紙だったわけですね。そこに自分は「ん?」と思ってしまったわけです。ヤンマガ壇蜜。これってどういうことなんだろうか、と。


前に書いたように、週刊誌のターゲットは当時想定されていたターゲットをずっと相手にしているのならば、「ヤングマガジン」と名乗っていてももはやヤング(=ティーン層)ではなく、当時ヤングだったオッサン(つまり自分のような30代以上)を想定しているから壇蜜、という話ならなんとなく理解はできるのです。しかしヤンマガ、通常はAKBやら人気グラビアアイドルやらを表紙に起用しているので、必ずしもオッサン相手というわけでもないんだと思う。


んでもって壇蜜の起用も調べてみたら過去に3度あったりする。だからまあヤンマガに関して言えば壇蜜の支持層どうこう、つうよりは「おっぱい」の一言で済ませてもよさそうなもんだが、実際にヤンマガでハァハァしている男子中高生はどのくらいいるんだろう、というのはやっぱり気になるところだ。


10代から見る30代の女性、それはもう30代女性の顰蹙を買うつもりで書きますがやっぱり「オバサン」なわけじゃないっすか。ライクア毒蝮で言うところのババアじゃないですか。学校の先生でも30代の女性はやっぱりオバサン扱いされます。そんな壇蜜を見てハァハァしてるだなんて言った日にはもう翌日から「熟女好き」という称号が与えられてもおかしくない。もちろん30代女性が熟女ではないと30代男性は思うのですが、男子中高生の感覚からいけばそうなります。場合によっては母親と壇蜜の年齢がそう違わない、ということもあるわけで。


自分がもし今を生きる中高生だったならば、壇蜜はアリなのかナシなのか。そして壇蜜のエローい写真が載っている雑誌を息子が隠し持っているのを発見した、壇蜜と年齢がそう違わない母親だったならば、その時何を思うのだろうか。単純に「そういう年頃か」と思うのか、それとも「私もストライクゾーンに?」と思うのか。いやあどっちだ。


そんなことを考えるまでもなく「壇蜜はいい!」と言い切れる30代の自分はある意味幸せだ。ただ、壇蜜でハァハァしたことがあるかと言われれば、自分はなかったりする。それはなぜなのか、と問われれば、壇蜜はあまりに「期待に応える」能力が高く、いつもこちらの思った通り、あるいはそれ以上のことをしてくれるので、面白くなってしまうからだ。前々から自分が書いている、中村獅童と同じ系列の人という認識。ほら、あなただって中村獅童ではオナニーしないでしょ?