ハトヤ、新車を買う

今日、新車を買いました。


中古でタダ同然で譲ってもらった今乗ってる自家用車の車検が来月切れる。車検を通すにもかなりボロボロなので、この際車を新しくしようというわけで、どうせ買うなら新車じゃい、と新車を買うことにしたのでした。一応新車を買うくらいの貯金はあったので一括払いで。まあ軽自動車ですけども。


んでまあ先月末くらいから休日のたびにいろんな自動車メーカーのディーラーに足を運んでは試乗を繰り返し、見積もりをもらっては「なんとか安くならんのか」と交渉を繰り返していたわけであります。結局使途、値段、その他諸々を考えた結果某メーカーの某軽自動車に決めたわけです。余計なアクセサリはついてませんが、必要最低限のものを予算内に収めることができたので概ね満足しております。


しかしまあ、100万円以上の買い物というものを生涯で初めてしましたので、さすがに購入を決断するときには少しビクビクしました。まだ現金で支払ったわけではないんですけども、それにしても自分がシコシコとためた給料を一気に放出するのは一瞬なんだなあ、と。飲みに行くわけでも風俗に行くわけでもない自分の生活で、「有り金を豪勢に使う」という経験がないのでやんす。つくづくテレビというのは金のかからない趣味だなあと思います。それゆえこんだけのお金使うとビビってしまう。1か月前に大金持ちの与沢翼氏を「うらやましくない」と言っていた男の金銭感覚なんてこんなもんです。身の丈だと思ってます。


こんな自分の経験を省みると、「おかげでした」の「買う」シリーズはやっぱり常軌を逸しているなあと思うわけで。


いやもちろん自分とは収入のベースが違いますから、自分にとっては10万円くらいの家電を買うような感覚だとは思うのですが、それにしたって100万単位の話がポンポン出てくるというのは、やっぱり金回りのよさを感じてしまいます。自分が1万円を値切るのにどれだけ粘ったことか。


やっぱりテレビは出るもんではなくて見るもんですよ。テレビに出てるから高額なもの買わされたり恋愛したら坊主になったり、合コン撮られたりするわけです。平穏な生活が送りたければテレビに出る生活をやめればいいだけ。そう思った午後のひとときでした。特にオチはありません。