だってMY BOOM IS ME

デトロイトメタルシティ
若杉公徳の同名漫画が原作の映画。松山ケンイチ主演。


公開時に「あー、見たいなー」と思っていたものの見ることなく月日は流れ、ようやくテレビで見ることが出来ました。全体的にバカバカしくて面白かったです。で、映画を見て気になった部分を書いてみたいと思います。


・第3位 放送禁止の言葉が多い
おそらく映画では普通に流れていたと思うのだが、地上波ということで放送出来ない言葉には様々な効果音が入っていました。何も効果音で隠すこともないのに、とも思いましたが、その隠し方がちょっとした面白にもなっていたので、それはそれでいいのかもしれません。


しかし一応テレビと映画という別媒体ではあるものの、かたや平気でかたや放送出来ないつうのも変な話のような気がする。ま、そのまま放送したらしたで抗議する人とかいるんだろうけどね。


・第2位 カジヒデキ
クラウザーこと根岸が歌う(しょぼい)ポップスをプロデュースしたのがカジヒデキ。それは別にいいんだが、何より映画の冒頭でカジヒデキの代表曲でもある「ラ・ブーム」が流れてすごい懐かしい気分になった。ていうか、最初にここで笑った。全然笑わそうとしている場面じゃないんだけど。ただ、そもそも「今ここでカジヒデキ」が面白いんだから仕方ない。


・第1位 松雪泰子
松雪演じるDMCのレコード会社の社長が最高すぎる。惚れる。もう松雪泰子も30代後半なのだが、その年齢を感じさせないメーターの振り切れ方と露出は最高としか言えない。松雪をキャスティングした人はいい仕事をした。もちろん松雪もだが。


これに加えて笑わせてくれたのがDMCの映画の合間に放送される「翌週以降の映画」の予告。再来週放送するのがこれまた松雪の出ている「フラガール」であり、予告とDMC本編のその落差たるやない。ていうかフジは絶対にわざとやってる。この扱いは濡れる。