えむわんのやーつ

今年のM−1の決勝進出者が決まる。以下決勝進出者。

ナイツ(マセキ芸能社)
南海キャンディーズ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
東京ダイナマイト(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
ハリセンボン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
笑い飯(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
ハライチ(ワタナベエンターテインメント)
モンスターエンジン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
パンクブーブー(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

過去に決勝に進出したことがあるメンバーが6組という、昨年の「これは何かが起こりそうだ」というワクワク感は薄れた印象。一昨年以前の「知ってる顔がたくさん」という状態になってしまった。そこにいることが最大の面白である笑い飯がいるのはともかく(去年の「思てたのとちゃーう」はある意味優勝)、南海キャンディーズやハリセンボン、東京ダイナマイトあたりは「今ここにいる必要と必然が?」という気がしないでもない。


自分の本命は応援の意味を含めてパンクブーブーに。露出の少なさとM−1向けの速射砲のような漫才が出来るという点、そして出番が8番目という好位置という点で優勝に一番近いのではないかという気がする。というかここで勝てないとウソだと思う。今まで準決勝止まりだったのが功を奏するのではないだろうか。ただしまあここが勝つとM−1そのものの新鮮味に欠けてしまうような気はする。そしてハライチ。ノリボケ漫才という明確なスタイルをどう評価されるか。良くも悪くも前の出番の笑い飯次第のような気がする。笑い飯がスベるとチャンスがありそう。けど優勝はしないだろうなあ。


かといって正直な話ほかのメンバーが大爆笑をさらって優勝するという図が見えてこない。あまり絶対的に語られない条件だけども、やはり「新顔によるインパクト」って大きいでしょう。てか逆にここでハリセンボンあたりが優勝したら来年盛り上がりが一気に沈静化しちゃうような気がするんだが。


あとはナイツでしょう。昨年こそ優勝を逃したものの、ここで再び完成度の高いヤホー漫才を見せ付けたときには全然優勝はありうる。そして毎年怖いのが敗者復活の9枠め。準決勝の感想を見る限りでは他にも面白かったコンビがたくさんいるようで、その中から優勝が出てもやっぱり不思議じゃない。個人的願望を込めてここにタイムマシーン3号を入れておきたい。


という個人的な感情をおおいに斟酌した結果、

パンクブーブー
○ナイツ
(▲タイムマシーン3号

という本命対抗1点で予想したいと思います。



……なんて文章を書くにあたり、昨年の決勝進出者の顔ぶれを見直してみたのだが、見事にザ・パンチを今年に入って見なくなった。M−1は当然名前の売れる場所ではあるが、大いにスベると取り返しのつかない場所でもあるのだな、としみじみ思う。そういう意味ではハライチあたりは気をつけてもらいたい。