らっしゃい

アメトーーク
「俺たちのプロレスオールスター」と題して、久々のプロレス祭。越中詩郎に扮したケンドーコバヤシを筆頭に、プロレス好きの芸人が各自レスラーに扮して登場。


中でも異彩を放っていたのがユリオカ超特Q。ほかのメンバーに比べると圧倒的な知名度の低さ。そんなユリQが扮していたのは藤波辰爾。ユリQファンならば藤波のモノマネが彼の持ちネタであることは知っているのだが、果たしてアメトーークを観ていた視聴者でそれを知っていた人がどれだけいるのだろうか。それを考えただけでもちょっと笑ってしまった。


そもそも今までのプロレス企画を考えると、今更ユリQが呼ばれるなんてことは考えられなかった。ただでさえ芸人にプロレスファンは多いわけで、ユリQを敢えて呼ぶ必要もない。にも関わらず今回ユリQが呼ばれたということに素直に笑うしかないのである。


自分の中では田上よしえと共に「オンバト売れ損ねた芸人」として肩を並べている。あんなに面白いのになぜ売れ損なってしまったのか。なんとなく理由が分からないでもない、という事実を敢えて無視して「もっと売れてもいいのになあ」と自分は思ってしまう。


そんなわけで今回ユリQが藤波として2週に渡って「アメトーーク」に出演することは非常に喜ばしいのである。まだ藤波名場面も放送されていないわけで、来週も藤波として活躍してくれるはずだ。どうせなら最後にはおまじないのひとつでも披露してほしいもんだ。