芸能人の披露宴たるもの

「サプライズ」で川島なお美鎧塚俊彦氏の披露宴が中継されてました。一本の番組ではなく、あくまで「サプライズ」の中で中継するという形で。さすがに川島なお美の披露宴で1時間あるいはそれ以上引っ張るのはキツいと思ったか。そりゃあ「さんま御殿」のほうが数字は取れるだろうし。


というわけで披露宴の様子はごく一部かいつまんだものしか放送されなかった。物足りないような気もするが、録画で該当部分だけ見たにも関わらず決してこれ以上見たいとも思わないので丁度いい時間だったんだろう。


披露宴のテーマとしては「宇宙一美味しい披露宴」ということで、「食ったことはないけど名前は知っている」でお馴染みの有名料理人を7人も起用し、一人に一品づつ作らせるという贅沢な趣向。まあ旦那となる鎧塚氏が超有名なパティシエであって、最後のデザート及びウェディングケーキは本人が担当しているわけで、その人脈が大いに生かされていると考えるのが妥当。決して川島なお美の力ではない。でまあ料理もどれもこれも美味そうに見えた。実際美味いかどうか知らんけど。


旦那が有名パティシエであることを最大限に発揮しているかと思えば、なお美もなお美で自分の芸能界の人脈を誇示するかのような出席者。陣内紀香夫妻の披露宴の出席者が「超豪華」だったとすれば、なお美の披露宴に出席しているメンバーは「オールスター感謝祭」と言ったところ。いや実際にオールスター感謝祭に出ているようなメンツという意味ではなく、「オールスター」と言ったところで本当のスターはいないよね、というニュアンス。


結婚式の豪華具合を出席者で計るのは完全に無粋ではあるんだけど、こと芸能人の披露宴に関しては中継される場合に見世物として「どれだけ豪華か」というのも重要な要素であるわけでそこは勘弁願いたい。おそらく旦那側の出席者は結構なお偉いさんが出席しているとは思うんです。まあ自分には関係のない感じの偉い人がたくさんいたんだと思います。しかし川島なお美サイドに限って言えば、そこに出席する人たちというのは、やっぱりなお美レベルの人たちでしかありません。こう考えると藤原紀香ってのはすげえんだなと改めて思う。紀香本人にどれだけ価値があるかはともかく。


この披露宴中継を見て思ったことは、芸能人の披露宴における「豪華」とは、いかに金がかかっているとか料理が豪華とかが問題ではなく、「芸能人の出席者がどれだけ豪華か」とイコールなんだということ。だからおそらく神田うのが10億くらいかけて豪華な披露宴を中継したところで、今回の川島なお美レベルの豪華さしか感じられないことだろう。到底紀香越えは出来ない。どうせ司会は徳光だろうしな。