今年のM-1

今年のM-1の決勝メンバーが発表されました。以下出演順。


「吉本」と書いてますが正式には「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」。あと敗者復活が最後に登場。決勝のメンバーに関してはお笑い好きならば一言も二言も言いたいことはあるんでしょうが、個人的には「まあまあ妥当なとこでしょう」くらいの感想。


予選の評判ではダイアンとナイツが抜けているようですが、昨年の敗者復活劇もありましたし、今年も「どこが優勝してもおかしくない」でしょう。


自分にとってのM-1とは有馬記念とセットであり、有馬記念で勝っても負けてもM-1で笑うという構図がここ数年出来上がっていたわけです。しかし今年はM-1のほうが1週間早い開催となったので、そのコンボにはならないことがちょっと寂しい。


そんなことはどうでもよく、今年のM-1、決勝を争う8組(+1組)も例年とは違った顔ぶれが揃ったが、それ以上に違った顔ぶれがある。


司会に上戸彩


メインの司会は例年のように今田耕司が務めるわけだけど、昨年までサブでいた小池栄子に代わって上戸彩。何をどう考えたら上戸彩になるのか本当によく分からない。昨年の小池栄子の司会っぷりになんら瑕疵はなく今年もあの二人でいいんじゃないかと普通に思う。そういや小池栄子って妊娠したんだっけかと思ったらそうでもない。


ではなぜ上戸彩なのか。


ちょっと前に「ボキャブラ」が復活した際に上戸はパネラーとして登場し、当時ネプチューン原田泰造が既婚者であることを知りショックを受けた、などの発言をしていた。パネラーに呼ばれた最大の理由は現在放送中のドラマ「セレブと貧乏太郎」の宣伝であったことは言うまでもないが、それだけではなく上戸は当時ボキャブラをしっかり見ていたことを匂わせる発言をしっかりしていたように記憶している。


だから現在進行形かどうかは不明であるが、少なくとも上戸がお笑いに興味関心が全く無いわけではないだろう。上戸の兄がナイナイのANNリスナーであるのも有名な話で同ラジオに出演経験もある。女優畑にはいるが決してお笑いと無縁の場所にもいない。


しかしかといって今回M-1の司会にアシスタント的ポジションとはいえ任命されるのは「唐突」と言わざるを得ないだろう。参考に今田が司会を務めるようになってからの歴代の女性司会陣を挙げてみても井上和香眞鍋かをりとバラエティ色の強いグラビア出身タレントが歴任している。この並びからいっても上戸は異色。


ああそうかオロナミンCか。


ぐるぐる頭の中をめぐって閃いたのが「オロナミンCがらみ」という発想。スポンサーでもあるオロナミンCのCMに出演している上戸が司会ってのはある意味すごく自然だ。……という間違った結論を導き出し、オロナミンCが冠スポンサーであるのは「キングオブコント」であることに気付いたのは暫く経ってからなのでした。M-1のスポンサーはオートバックスだ。


結局考えても上戸がなぜ司会なのかはよく分からない。ひとつだけ分かっていることがあるとすれば、それは今放送中の「オロナミンC」のCMにおいて上戸と共演している青山テルマの顔がM-1優勝級に面白いということだけ。来年のM-1ザブングル加藤とでも出場してくれないかなあ、テルマ