遺伝

タモリ教授のハテナの殿堂
タモリを中心にした世の中の疑問を紐解くバラエティ。普段はバラエティに出ない新垣結衣が出ていた。特に出る用事(映画の宣伝など)がなかったにも関わらず出演させたのは単に「ガッキー」と「ベッキー」を並べたかっただけなんだろうか。あと北陽の虻川がほぼ空気だった。世の中の疑問よりキャスティングに疑問が。


番組内容はタモリの雑学バラエティのエッセンスに「世界一受けたい授業」をミックスしたような感じで、非常に日テレのバラエティらしい見やすい番組。中身もほどほどバカらしくほどほどためになってバランスが良かったと思う。


そんな中で気になったのが、即興で清水ミチコユーミン風の曲を作るときに登場した「日本音響研究所」の主任研究員である鈴木創(すずきはじめ)。普段この手の番組で日本音響研究所が出てくるときに紹介されるのは、決まって所長である鈴木松美であるのに、この日はなぜか鈴木創氏だった。


でまあ普段出てこない人物が出てくると気になるわけで、ちょっと調べてみたらこの鈴木創氏は所長である松美氏の息子であることが判明。親子揃って音響研究所で働いているというわけだ。親父に代わって息子が登場。そろそろ代替わりをするのかもしれない。


そんな研究所事情はどうでもいい。自分が気になるのは、この親子の「頭髪事情」である。


今でこそかなり自然な(高価な)ものになったが、一昔前の松美氏といえば誰がどう見たってバレバレのカツラであった。もはや突っ込まないほうが失礼なレベルのカツラ。音響は研究しても頭髪の具合は研究できないのか、とこれ以上書くと失礼になるような文言ばかり浮かぶが(既に失礼だけど)、いまは音響の研究とともに頭髪と資金に余裕が出来たのか一目でカツラだとは気付かないレベルまでには自然になった。若々しいフサフサの髪で生え際も分からない。松美氏のカツラは時間が経つとともに忘れられていくだろう。


しかし息子の創氏の生え際が、これ寂しいことこの上ない(上記リンク参照)。おそらく創氏もそこそこの年齢だと思われ、その年齢に比するかのように生え際は結構後退している。別に創氏個人だけなら特に不自然なこともなくそれなりに生え際が後退しているんだなと思うだけだが、これが父親との比較となると「息子が結構キテるのに、父親なんでそんなにフサフサなわけ?」とかえって父親の不自然さを浮き彫りにしてしまう。


松美氏は自分のことだけじゃなく、息子の生え際にまで気を使うべきなんじゃないかと。ま、余計なお世話だと思うが今後息子をメディア出演させていくつもりなら、息子のためだけでなく自分のためにも、息子の頭髪に少し気を使ってあげてほしい。