珠緒が来たりて何とやら

さとう珠緒が北海道で競馬G1オークスの予想番組に出演。

競馬やってる人にはごく当たり前なのだが、さとう珠緒は数年前まで「スーパー競馬」のMCを担当していた。なもんで、今でも競馬を続けているらしく今回札幌に呼ばれた次第である。ちなみに日刊スポーツで予想もやっている。全然参考にはならんけど。

札幌駅構内に「えきスタ」と言ってUHB(フジ系)の所有するスタジオがあるのだが、駅の構内でやってるから通りすがりに普通に見ることが出来る。この放送もその「えきスタ」でやっていたのだが、珠緒見たさに明らかに競馬には興味のないような人間が沢山沸いていた。いつも予想番組をやっている時の比ではない。

自分はこの番組を普通に自宅で見ていたのだが、次から次へと出てくる珠緒語録に悶絶。
一緒に出演していた競馬ライターの須田鷹雄が随所随所で珠緒の発言に「これはどう処理すればいいんだ」という表情をしていたのだが、須田の気持ちが痛いくらいに良くわかる。珠緒の発言は、本当にどう処理していいのか分からないんだ。

珠緒が印をつけた馬は「ラグレスロマニー」と「ドルチェリモーネ」つう名前だったのだが、なぜその馬を選んだのかといえば、「ラグレスロマニー」のほうは「え〜と、この馬のお父さんがスペシャルウィーク(注:5年くらい前に活躍したダービーや天皇賞を勝った馬)なんですけどぉ、私が牧場に遊びに行った時にぃ、他のお馬さんがみんな冷たかったのに、スペシャルウィークさんだけは私に優しかったんですよぉ」だそうだ。正確な発言は知ったことではないが、このような内容の発言をしていた。

更に「ドルチェリモーネ」にいたってはこうだ。「私、実は『ドルチェ・ヴィータ』っていう曲を出してるんですけどぉ、名前が似ていたので選びました。とっても良い曲なんですよぉ。ボサノバっぽくてぇ。」だそうだ。これも正確な発言は定かじゃないが、文意は間違ってないと思う。


こういう発言をするから、珠緒は女に嫌われるんだろうか。確かに30過ぎた女がこんなこと言ってたらムカっとくるんだろうが、現にさとう珠緒という女性はこれでメシを食っているわけで、そのことを否定できようもない。一種の才能である。

珠緒が「女性に嫌われる」理由が自分には何となくわかる。その「分かる」はあくまで世間が珠緒に抱いている理由と同程度の漠然とした「分かる」であって、それほど深い分析ができているわけではない。ただ、その程度の「分かる」で十分だと自分は思う。

ただ、本当に珠緒が女性に嫌われているのか、自分はちょっと信じるに足りない。

実は、(自分の周りに女性が少ないという理由もあるんだろうけど)珠緒が嫌いだと明言している女性って見たことないんですよ。どうも「珠緒が嫌われている」という情報だけが先走っているような気がするわけで。確かにどこぞのアンケートとか、どこぞの女性週刊誌とか、「嫌われる女」として取り上げているような気がするんだけど、果たして本当に珠緒が女性から嫌われているんだろうか?

どうも、本当のところは「珠緒は20代の合コンに必死なさほど可愛くもないOLにとって、ちょっと可愛くて胸が大きいというだけで男性に媚びていい思いをしているようなので気に食わない」という意見が正しいような気がするわけですよ。だって、男性には勿論、女性と言っても子どもやオバサンにとって珠緒は別に有害じゃないわけで。

となると、必然的に珠緒を目の仇にするのはそこらへんの世代でしょ。そこらへんの世代がそういう週刊誌だとかアンケートとかを牛耳っていても何の不思議もない。となれば、「珠緒は女に嫌われる」の命題は必ずしも正しいわけじゃないと思う。

正確には「珠緒は同世代から嫉妬によって目の仇にされている」だろう。こんなこと書いたらそれこそ目の仇にしている人々から怒られるだろうか。実生活に何の関係もないのに嫉妬を生む女、それがさとう珠緒。これも才能。



全日本男子バレーの監督が大学の友人にそっくりだ。
きっと本人だと思う。

(5/22宿題サプリ解答)
「す」の上の部分が出ていないから「す、上、でない」→「す、うえ、でん」→「スウェーデン」。
これを作った人間の頭がもやっとしてるんじゃないのか。